尿酸値を下げるには、食事の栄養バランスも大切!

健康診断などで尿酸値が高い場合、病院で尿酸値を下げる指導を受けますが、まずは食品からのプリン体摂取量を減らし、栄養バランスの取れた食生活を勧められることが多いです。では、尿酸値が高い人が知っておきたい食事の基本やポイントとは、一体どういうものなのでしょうか?

尿酸値を下げるには、プリン体を減らすだけではだめなの?

尿酸値を下げたい一心で、食事から摂取するプリン体を減らそうとすることは正解ではありますが、がんばりすぎると栄養バランスの崩れに繋がります。それは、ほとんどの食事に含まれているとも言えるプリン体の全てを避けようとすること自体に無理があるため、どうしても使う食材に偏りが出てしまうからです。食材が偏ると、必然的に栄養バランスも崩れがちになり、他の病気を引き寄せる可能性が高くなってしまいます。

尿酸値を下げるための食事のポイントとは?

尿酸値を下げるための食事の基本は、「少なめプリン体食品+栄養バランスの良いメニュー」です。1日のプリン体の摂取量を400mgまでに抑え、他の栄養素もバランス良く摂ることを心がけましょう。ポイントは、さらに排尿を促進するために水をたくさん飲むこと。水の摂取量の理想は2L/1日!多いように感じられるかもしれませんが、朝起きてから毎食事、就寝までの間などの度に気にして飲めば、それほど多い訳では無いことが分かるでしょう。

1日のプリン体・水分摂取量の目安を参照:両国東口クリニック おいしく食べて尿酸値を下げる